2015年3月15日

豆腐を使ったビーガンチーズケーキ ジンジャーの香り

実は豆腐はあまり好きではありませんでした。というのも、熊本にあった祖母の家であまりにも美味しい豆腐を食べたことがあるために、東京で食べる豆腐は美味しいと思えなかったのです。たまに値段の張る豆腐を試してみましたが、熊本で食べた味からは遠かったので、もうあの味は味わえないものかと諦めていたのですが、先日似た味に出会いました。もしその商品に「九州」の文字がなかったら、期待しない方がいいと思って買わなかったと思います。さとの雪食品株式会社のさとの雪という商品です。九州産フクユタカ大豆100%使用と書いてあって、九州の地形が描かれています。なんと¥210(投稿日時現在)。

あまりに美味しくて、醤油も何もかけずに一丁ぺろりと食べてしまいました。大豆の香りが甘くてデザート感覚でした。それで豆腐のデザートを作ってみる気になりました。豆腐を使ったケーキのレシピはいっぱいあるのでしょうが、普段からなかなかインターネットを駆使しない私。私なりにやってみてこんな感じになりました。










材料 (18cmタルト型1個分)

タルト生地用
玄米フレーク 1カップ
ピーナッツバター 大さじ2 (無加糖のもの)
豆乳 大さじ2

フィリング用
絹ごし豆腐 一丁(300グラム) 
キビ砂糖 1/4カップ (お好きな砂糖でどうぞ)
レモン汁 大さじ2
生姜汁 大さじ2

水 1/4カップ
粉末寒天 小さじ3




作り方

1 豆腐はキッチンペーパで包み、軽く重石をして水を切っておく。





2 タルト生地の材料をすべてフードプロセッサーまたはブレンダーにかけてから、型の底に押し付ける様にする。




3 フードプロセッサーの容器を洗い水を拭いてから、豆腐、キビ砂糖、レモン汁、しょうが汁を入れて混ぜ、クリーム状にする。


味見をして調節してくださいね。







4 水と粉末寒天を小鍋に入れて火にかけ、粉末寒天を溶けたら火からおろし、ただちに2に加えよく混ぜる。


5 型に流し入れて冷蔵庫で3-4時間冷やし固める。











できあがったのがこちら。

とっても柔らかいので、小さめのスフレ型で一人分ずつ作ってもいいと思います。



















豆腐の水抜き加減は豆腐によって違ってきますし、その時々違うクリーミーさを楽しんでみてください。上記の商品は、お皿に盛ってしばらく置いておいても器に水がほとんど浸み出してこないという魅力があるので、ここでは水出ししないで作ったものになっています。



さくらパウダーを使ってさくらチーズケーキも作ってみました。しょうが汁は不使用です。




照明が悪く申し訳ありません。