2015年4月15日

ビーガンどら焼き


先日どうしてもどら焼きが食べたくなって、卵の香りがなければ味が違ってしまうだろうと思って来たどらやきを、”フラックスエッグ”を使って作って みることにしました。焼いたばかりの生地は、既製品と比べ過ぎたのか案の定いくらか粉っぽく感じて、失敗かと思いました。でも、翌朝食べてみてびっくり。 卵の香りはしないものの、ちゃんとふんわりしっとりしていて、これは充分にどら焼きだ!と自ら感動して思わずブログに投稿前にみなさんに慌てて告知してし まいました。

その後つぶしたバナナを使ったものも作ってみたのですが、もし生地が少しパンケーキっぽく感じてもよけ ればバナナの甘みを利用して砂糖を減らせるし、バナナの香りもするしそれはそれで美味しいどら焼きになると思いました。みなさんにとってのどら焼きにベス トな卵の代替えが見つかったら是非教えてください☆





どら焼きの生地は、昔ファッション雑誌からレシピ欄を切り取って作ったスクラップブックの中にあるレシピを参考に、卵以外のところも少し変えました。雑誌の名前は不明です。


材料 (5個分)

フラックスシード 大さじ3
水 大さじ7.5(約110cc / 1/2カップ強です)

黒砂糖 1カップ(200cc)黒砂糖が苦手な方はお好きな砂糖を。ただし精製糖は甘すぎになってしまうかも。
重曹 小さじ1
酢 小さじ1
みりん 大さじ2
水 計60cc(大さじ2を2回に分けて入れます)
薄力粉 1カップ(200cc) 
サラダオイル (フライパンに塗る分)
あんこ お好きなだけ 私はひとつ当たりに大さじ2-3入れました。なので合計で1カップくらいでした。
私のつぶあんのレシピはこちらです 



作り方

1 フラックスエッグを作る。フラックスシードと水を泡立て器でよく混ぜてしばらく置いておく。


卵っぽくなります。











2 1に、泡立て器でさらに混ぜながら砂糖を少しずつ加える。さらに重曹、酢、みりん、水(半量大さじ2)を加えて混ぜる。


3 薄力粉を振るい入れ、なめらかになるまで混ぜる。


4 ラップをかけて30分休ませる。









5 焼く前に水30ccを加えて混ぜる。


 生地の柔らかさはこんな感じ。














6 ノンスティック加工のフライパンを中火で温め、サラダ油(分量外)をペーパータオルで塗る。

7 パンケーキを作る要領で直径約10cmくらいに生地を落とす。量はおたまに3/4くらい、弱めの中火にします。

8  表面にぼこぼこ穴が開いて、全体的に乾いてきたら焼き色を確認し、しっかり焼き色がついていたら裏返し、反対側は軽く焼くだけで済ませ、すぐに取り出す。













反対側の焼き加減はこのくらい。黒砂糖使用なので少し濃く見えるかもしれません。


9 先に焼いた方を上にしてキッチンタオルの上で冷ます。

 こちらを上にして置くのは、裏が平らに、表はカーブがつくようにするためだと思われます。生地同士を重ねたり隣同士くっつけてしまうと、型崩れしたりしわができる原因になります(失敗談)。
10 生地の片方にあんこを乗せて生地のフチを合わせてもう一枚の生地とではさみ、両手で軽く圧迫して丸みを作る。




この縁のひらひらがどらえもんのどら焼きを思い出させて、今すぐ食べたい!今食べても美味しいけれど、本当に美味しいのは翌日です。






 

好きな模様を焼きつけて遊ぼう!


これ はどこで習ったのか忘れてしまったのですが、昔母に大きなどら焼きを焼いてHAPPY BIRTHDAYと焼きつけたことがあります。実家には金属製の焼き鳥串があって、それを火であぶって熱して使用したのですが、私は焼き鳥串を持っていな いので韓国製のステンレス箸を使ってみました。4膳あるので1本無駄にしちゃってもいいかなと。串より太くて熱を保つまでに時間がかかるみたいでちょっと 難しいけどなんとかなりました。 もしまだバーベキュー用の串など持っていたらこれに利用してくださいね。パンケーキなどにも焼き付けられます。








































熱した串をそっと当てるようにします。押しつけると生地の表面がはげてしまうので注意してください。先の方だけ当てて焼きつけて少しずつ角度を変えていけばカーブも描けますよ。




充分に熱します。串を使用した場合はあぶったところの色の変化が見えやすいので熱し加減がわかります。熱いので注意してくださいね。


ど ら焼きのレシピを待っていてくださった方々、レシピブログについてコメントくださった方々、レシピを試してくださった方、そしておそらくいつもシェアして くださる方、本当にありがとうございます。まだまだいい加減さを保持してしまっておりますが、ブログを書いて公開ボタンを押すまでの間、楽しんでいただき たいと前だけ向いている間、とても気分がいいことに気がつきました。まだまだ努力の足りないところはたくさんあるのですが、その気分のよさを目安にしてその時のベストでいればいつか自然に足りないところも埋まるって行くのだろうと思いました。



みなさんに楽しんでいただけますように。