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2015年10月4日

コラム 動物を食べたくない / 旅行記2 アニマルサンクチュアリ




今回の旅行で一番の思い出になったのはアニマルサンクチュアリを訪れたことです。場所はサンフランシスコではなく、パートナーは私のために何時間も車を運転をして連れて行ってくれました。彼と、 PreetiRang Sanctuary のオーナーと動物たちに敬意と感謝を込めて、一生忘れることのない何よりの勉強をした日のことついて少し書きたいと思います。


アニマルサンクチュアリというのは、救い出された動物たちができる限り自然に沿った環境で生をまっとうするまで守られる場所です。多くの場合は畜産業の被害に逢っていた動物がメインです。私たちは、牛、山羊、鶏、そしてオーナーの相棒の犬に会うことができました。



中には恥ずかしがりやさんもいましたが、みんな歓迎してくれました。









愛くるしい姿を見てこの上なく穏やかな気持ちになると同時に、自分も彼らの命を軽んじている人間という種の一員でありながら、それでも黙って受け入れてもらえている雰囲気に厳かな気持ちにもなりました。




 




動物の言っていることがわかる気がするなんて言い方をするとインチキっぽく聞こえるのでいやなのですが、感傷的になってしまって、目を見るだけで彼らとどこかしらで通じ合ったような気にならずにいられませんでした。


 

 




拷問と殺戮の場にいた頃の記憶は消えないかもしれないけれど、今はここで暮らすことができて安心しているのを感じました。そして、自分もかつてはその拷問や殺戮に加担していたことを恥じて悔やんで涙を流す私を、許しすらするのだと伝えてくれているように感じました。

オーナーになぜビーガンになったかを聞かれて私がそれを話すと、そういう経緯はめずらしいといわれました。健康のために選択する人が多いそうです。



私が動物を食べるのをやめたのは、あらゆる動物実験が許せなくなって、それに反対するひとつの姿勢のためです。『美しさのための』動物実験だけではありません。誰かの何かを発見したいあるいは確かめて安心したいという欲求のために実験台として肉体を使われ、生活を奪われ、尊厳もなくただ利用するために生かされる生涯というのが、相手の命のために食物となるということよりも屈辱的で残酷に感じられるのです。






はむしろ、肉が嫌いで野菜ばかり好んで食べるから痩せて体力がないのかと悩んですらいたので、動物性食品を完全に避けることで健康になれるという自信はなく、栄養面でより気を抜けないことを覚悟しました。ただ、動物実験の結果であるものを利用し、自分も実験に加担しているという事実は最も私を不健康にしました。




  
間があらゆる動物実験をやめる日が来るかというのは想像するだけでも難しく、少なくとも私は死ぬ前にその日を見ることはないことを考えると、うなだ れているだけしかできないこともあるのですが、それでも何事もそうであるように、一歩踏み出すと道はより明るく見えてくるものでした。食用とされる動物たちも同じようにすべてを奪われるのだということは後から知ると、自分がしていることがその目標のために意味を成していると実感することができるようになりました。


 



 



実を知る時は、そのあまりの残酷さに目を覆いたくなるし、自分もその結果を喜んで食べていたことを思うとやりきれなくなります。一度でも、仕方がないのだ と思おうとした自分を嘆きたくなります。あるいは過去の自分を少しでも正当化しようとするかもしれません。







それでも動物はこうして迎えてくれます。なぜ食べてはいけないか、そこにもう理屈は要らなくなります。今後自分に何ができるのか、それも明確になります。




 




ここのオーナーはまだお若いですが、サンクチュアリを営もうと決意された経緯には、彼なりの物語があったに違いありません。彼はそのようなことを語ることはなかったし、言葉少なめにそこの動物たちにつ いて教えてくれるのみでした。



というのも、動物たちがそこにいるだけですべてを物語ってくれるので、私たちはあえて自分たち人間のその罪について話す必要 はないように感じました。動物を食べないでくださいと百万回言うより簡単でまっすぐで、ずっと重いメッセージを動物たちの目が語ってくれます。機会があれ ばぜひアニマルサンクチュアリを訪れてみてください。寄付、支援もどうぞお願いします。  


NPO法人アニマルライツセンター
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